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偏愛!資生堂

第14回 Shinya × 資生堂の広告モデル

2017.09.19

文/Shinya

14歳の夏、地元、沖縄の町を歩いていたときに、撮影で来ていたスタッフに声を掛けられたのがモデルになったきっかけです。

沖縄から上京し、5年後の19歳の頃にいただいたお仕事が、資生堂の広告でした。メイクをしていただいたとき、女性として気分が上がったことを今でも覚えています。

メイクアップは、その人本来の魅力を引き立たせ、さらに華やかさをそえてくれるものということに気づかせてくれました。同時に自分の心地よさや、自分と向き合うことの大切さも教えていただいたように思います。

クレ・ド・ポーのモデルのお仕事も大きな出会いのひとつです。

1982年に立ち上げられたクレ・ド・ポーの、美しく、信頼のおけるコンセプトに感銘を受け、今も憧れを持ち、世界に誇れる化粧品ブランドだと感じております。

このときの経験が、服を着るだけでなく、外見の美にとどまらない心の美しさを表現するモデルでいたいという私の気持ちの原点となっており、今でも心の支えになっています。

また別のご縁で、かつて資生堂のメイクアップアーティストも務めていたKevyn Aucoinさんのビューティー本のお仕事も、私にとっての宝物のひとつです。

PHOTO/YUI FUJII
PHOTO/YUI FUJII

月日が流れ、現在モデルとして30年を迎えようとしています。その中で資生堂のモデルのお仕事は私を成長させてくれました。これからも初心を忘れずにモデルを続けていきたいと思っています。

これまで、アート・音楽・絵画などにも興味を持って向き合ってきましたが、日本には素晴らしい歴史や文化、美意識、手仕事がまだまだたくさんあるなと実感しております。

故郷、沖縄の海がつくりだす美しさにも勝る造形の貝のように、さらには浄化される気持ちを忘れることなく、モデルの仕事を続けていきたいと心に言い聞かせています。

美しさ、笑顔、立ち居振る舞いには、きっと、いいものとの出会いが大切に違いないと考えます。

私の母は、毎日散歩がてら故郷、沖縄の海岸に打ち上げられた、珍しく美しい貝殻を見つけることを日課にしており、東京に住む私に贈り届けてくれます。

自然がつくりだすこの貝の美しさのようにナチュラルに、そして浄化されるような素直な気持ちで出会いを大切にし、これからもモデルを続けていきたいと思います。

クリエイターの紹介

Shinya

モデル

ファッションページをはじめ、女性誌で活躍する沖縄出身のモデル。器や工芸に造詣が深く、一貫したもの選びのセンスに定評がある。もの作りは長年のライフワーク。

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